こんにちは! 株式会社コングレ ブログ担当です。
ながいなが~い、梅雨がようやくあけ、本格的な“夏”到来ですね!日本には梅雨に縁がない、うらやましい地域があります。それは・・・北海道!今回は7月に釧路の阿寒湖で開催された「日中韓観光大臣会合」の模様を 「コングレ 通訳コーディネーター」よりお伝えします。 自然に囲まれて この春、北海道支社をオープンしたコングレ。地元北海道支社と東京本社のメンバーが連携してこの会議の運営にあたりました。 東京から移動した私たちは、釧路空港から約1時間、バスに揺られて阿寒湖に到着。窓から見える広大な自然、美しい夕焼け。日頃、ビルの谷間で仕事をしている私たちにとっては、仕事でありながらも心が洗われる貴重な時間でした。 リレー通訳で行われたディナー 一日目は「大臣主催ディナー」と「歓迎レセプション」が2つのホテルで同時開催。私の担当は「大臣主催ディナー」でした。ディナーとしてはちょっと珍しい光景かもしれませんが、司会進行やごあいさつに対して「同時通訳」を入れました。(通常は「逐次通訳」といって、機械を使わずに発言者と通訳が交互に話す形をとります。)しかも日・中・韓の三ヶ国語。日本語をキー言語にした「リレー通訳」※です。※「リレー通訳」とは・・・例えば中国人スピーカーが中国語で発言した場合、日⇔中の通訳者が中国語を日本語に訳し、その日本語訳を聞いて、日⇔韓の通訳者が日本語→韓国語に訳します。日本語を介してリレーするのです。 大臣級の方になると専属の通訳者を自国から連れてくる場合があります。今回も韓国側は中⇔韓の通訳者を連れてこられました。したがって、韓国「文化観光部」長官がお話になるときは、その通訳者が韓国語→中国語に訳し、コングレ通訳者が韓国語→日本語に訳しました。つまり日⇔中のコングレ通訳者はその間お休みとなり、リレー通訳ではなくなるというわけです。 一方、中国の「国家旅遊局」局長は専属の通訳を連れてこられなかったので、予定どおりコングレ通訳者がリレー通訳を行いました。国際会議では、各国から通訳者がいらっしゃるかどうかは直前まで情報が入らない場合があります。どんな状況でも対応できるようにコングレ通訳者は万全の体制でスタンバイしていました。 大臣のアカペラ・・・ディナーでの出来事 舞台裏ではいろんな調整でバタバタしていたのですが、表舞台であるディナーは日中韓三大臣のお人柄で、ものすごい盛りあがり。 さすが“観光大臣”ですね! 金明坤 韓国文化観光部長官が自国の歌を披露すると、「それに続け!」と日本の 北側一雄 国土交通大臣、邵琪偉 中国国家旅遊局長もアカペラで熱唱です。 日中韓の友好的なシーンは会場にいる誰もが幸せな気分になる瞬間でした。想定していなかったハプニングですが、会が盛りあがるのは喜ばしいこと。進行を管理する私たちもしばし静観・・・。会の盛りあがりも最高潮のころ、外には打ち上げ花火の演出。阿寒湖に映る花火の美しさは、ディナーに大きな華を添えました。 “気が重い仕事”とは??? そんなこんなで一日目のディナーとレセプションは無事終了。ホッとしている間もなく、私たち会議ディレクター・通訳コーディネーター陣は、明日の本会議に向けて最終打合せです。 その打合せで急遽、個人的に気が重い仕事が増えました。本会議終了後の記者会見で三大臣が調印する「北海道宣言」。その際、各大臣がサインをした宣言文を次の大臣に回すという役割を仰せつかったのです。 難しい仕事ではありませんが、「大臣の椅子をひくときに粗相はしないだろうか」、「プレスが見守る中、派手に転んだりしないだろうか」と、おっちょこちょいの私は、緊張して夜も眠れません・・・ といいつつぐっすり寝て(笑)、迎えた翌朝。北海道の朝は爽やかです。湿気もなく晴天。深呼吸するとおいしい空気が体の中に入ってきて「今日もがんばるぞ!」という気分になりました。 本会議も無事に終了し、問題の(!?)いや、緊張の調印式。転ぶこともなく、粗相も(たぶん)なく、無事にやりとげることができました。私たちの仕事は、非常に難しい仕事から、比較的易しいけれど非常に大切な仕事までさまざまです。難しい・易しいにかかわらず一つ一つの仕事が会議を成功させるための重要な要素なのだと感じる今日この頃です。 会議が終わって・・・ 余談ですが、会場から空港への帰り道、寄り道をして牛乳のおいしいお店に立ち寄りました。いい大人たちが「お疲れ!かんぱ~い !!!」と牛乳を一気飲みする姿は奇妙なものでした。阿寒湖でお世話になったみなさん、今度はプライベートでお邪魔しますね!ありがとうございました。
Hola, todos!
こんにちは。株式会社コングレ、ブログ担当です。 今回はコングレ・インスティテュート「スペイン語コース」をご紹介します。 スペインというと、ピカソ、ガウディ、最近ではあのサッカーのベッカムが活躍する「レアルマドリード」を思いうかべる方も多いでしょう。 今回は、スペインにまつわるクイズがもり沢山です! ■スペインにまつわるクイズに挑戦! その(1) ここで問題です!6月にドイツで開催されるワールドカップ出場32ヶ国中、スペイン語を公用語とする国は何ヶ国でしょうか? (答えはこのブログの最後にあります。) 世界のメジャー言語 スペイン語 世界でスペイン語を公用語としている国や地域は20以上、話者の数は約4億人と、中国語・英語に続いて世界第3位の勢力を誇ります。アメリカ合衆国においても、ヒスパニック(スペイン語を母国語とする中南米系の人々)の数は2004年で4,000万人を超え、今や大きな人口構成を占めています。 このように世界のメジャー言語ともいえるスペイン語は、国連公用語のひとつでもあるため、国際会議の場面でももちろん登場します。最近であれば、昨年コングレが担当した「国連防災世界会議」や「米州開発銀行(IDB)沖縄年次総会」などの大型国際会議でもスペイン語の同時通訳が入りました。ここで次の問題です! ■スペインにまつわるクイズに挑戦! その(2) 次のうち、国連の公用語でないものを挙げてください。 日本語・中国語・ドイツ語・アラビア語・ロシア語 (答えはこのブログの最後にあります。) 「Japón(ハポン)=日本」をスペイン語で紹介する難しさ このような大きな会議に留まらず、スペイン語通訳者の活躍の場は多岐にわたります。それらの多くは日本とスペイン語圏の国々との関係から重視される分野に集中しています。 中でも日本が持つ高い技術の関心から、日本企業への研修・工場見学が多く、その際に通訳は不可欠な役割となっています。 また、アジア圏の国々と異なり、スペイン語圏の国々は、距離的にも、文化的にも日本から離れているため、スペイン語圏の人々は、「日本の文化」「日本の今」に興味津々。通訳の現場でも、日本の伝統、芸術、最新技術などが話題となる場面が少なくありません。 「そんなの政治や経済の専門用語に比べれば、簡単だろう」と思う方もいらっしゃるみたいですが、とんでもない!日本的な「物」や「事象」を訳すことは意外に難しいのです。全く異なった文化背景を持つスペイン語圏の人々に、どうやってきちんと日本を伝えることができるのか、それが通訳者の力量にかかってきます。日本料理一つをとってもそうです。料理の仕方や材料など、スペイン語圏のみなさんが見たこともないものを説明するのは、なかなか難易度の高い仕事になるのです。在住外国人のサポートとしてのスペイン語通訳 通訳の重要な活動場面の一つに、日本在住外国人のサポートがあります。昨今、日本に多く在住する中南米系の外国人の方々のために、スペイン語の通訳者の活躍が多く求められています。このような分野では、ただ「スペイン語が話せる」というだけではなく、医学や法律での専門用語・知識がないと業務をまっとうすることができません。 日本の中のスペイン 何だか難しそうに聞こえるスペイン語ですが、意外に日本語の中に定着している単語も多くあります。下に例を挙げてみました。 カスタネット(castaneta)・・・castana(栗)の縮小形。栗に形が似ているからでしょうか? プラザ(plaza)・・・広場、市場。スペイン語ではプラサと発音し、にごりません。 Jリーグにも、スペイン語の名前を持つチームが多くあります。 横浜F・マリノス(marinos)・・・船乗り。港町横浜ならではですね。 セレッソ大阪(cerezo)・・・桜。大阪市の花が桜です。 アビスパ福岡(avispa)・・・蜂。俊敏性や集団行動の象徴として、つけられたそうです。 ポルトガル語の“カステラ”や“カルタ”などと同様、スペインから日本に伝わった単語がそのまま使われています。日本の中の意外なスペイン語を知ると、語学を学習するのも楽しくなりそうですね。 それでは、最後のクイズです。 ■スペインにまつわるクイズに挑戦! その(3) 次の単語のうち、スペイン語が由来のものはどれでしょう? 1)マッチョ 2)ズボン 3)プリン 4)ハイカラ (答えはこのブログの最後にあります。) コングレ・インスティテュート「スペイン語通訳コース」 コングレ・インスティテュートのスペイン語通訳コースでは、実際にスペイン語の通訳が必要となる場面を想定した教材を多く使用しています。例えば「日本の武術」や「日本の世界遺産」など日本の文化に関する内容や、「アスベスト」や「愛・地球博」など、ニュースで話題になるような事件・社会現象についてなど。日本語での説明も難しい内容を、どのように全く異なった文化背景をもつ国々の人に伝えるか、現役スペイン語通訳者である講師に導かれながら、あらゆるスペイン語の表現方法を磨いていきます。また、出入国管理局、ビザの取得などでのやりとりを想定した教材も使用。司法・医療・行政の通訳では、ちょっとした訳の違いが大きな誤解を生み出すことがあるので、そのような誤訳、トラブルを避けるため、専門用語への理解も補いながら授業をおこなっていきます。実際の場面を想定した授業を通して、「スペイン語の即戦力」として活躍されたい方にはおすすめのプログラムです。 ■スペインにまつわるクイズに挑戦! 回答編 さてさて、クイズの答えです。 (1)ワールドカップ出場32カ国中、スペイン語を公用語とする国は「6カ国」でした。(予選A組より順にコスタリカ・エクアドル・パラグアイ・アルゼンチン・メキシコ・スペイン。) ワールドカップが開幕すると、テレビのインタビュー等でもスペイン語を耳にする機会が増えそうですね! (2)「日本語」と「ドイツ語」です。国連の公用語は、アラビア語、中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語の6つです。 (3)意外にも1)の「マッチョ」です。スペイン語ではmachoと書き、雄、たくましい男、男らしいという意味があります。2)~4) は和製英語です。 みなさん、何問正解しましたか?これを機会に世界第2位の観光国、スペインにもっと興味を持ってください。(さて、第1位は?人数ではフランス、観光収入では米国が1位です―クイズのおまけでした。) では、今回はこのあたりで。 皆さん、Hasta Luego!(それではまた) ここで、ブログ担当より皆様にお知らせがあります。 今号より記事についてのコメントをお寄せいただくことができるようになりました! 「ブログご利用上の注意」をお確かめのうえ、投稿をお願い致します。 皆様からのメッセージをお待ちしております! ・ポッドキャスト対応データは → ・音声データを直接聞くためには → こちら
こんにちは。株式会社コングレ、ブログ担当です。
第27号の中国語通訳に続き、今回は韓国語通訳のご紹介です。 「冬ソナ」で大きな波を起こした“韓流”。勢いは少し弱まった感もありますが、その力は未だ健在。そんな“韓流”の影響で一気に「注目の外国語」になったのが韓国語。今日は、そんな韓国語にスポットを当てながら、韓国語教務担当として日々携わっている、コングレ・インスティテュートの韓国語通訳クラス(大阪校限定クラスです。)の様子もぜひお話できればと思います。 意外に身近な韓国語 韓国語というと、ハングル文字が印象的かと思います。学習を始めると、文字は意外に簡単に突破できるのですが、頭を悩ますのが発音です。日本語では区別しない音を使い分けたり、音同士がくっついて別の音を作り出したり。 一方で嬉しい点としては、日本語と語順が全く同じで、助詞の位置も同じというところです。この特徴は通訳の際にもとっても便利。スピーカーが話す言葉を次から次に訳していけば(もちろんどの単語を使うか、どの表現を使うかは通訳者の語彙力・表現力、そして、センスにかかっていますが)、訳が完成していきます。また、単語の中にも日本語と類似のことばもありますね。たとえば 「약속」(ヤクソッ)・・・約束 「고속도로」(コソッドロ)・・・高速道路 「시민」(シミン)・・・市民 などなど。こうしてみると、とても身近な言語に感じます。 ライバルは韓国人通訳者!? そんな特徴は、日本人にとって韓国語を学習しやすい存在にしてくれますが、それは、韓国の人にとっても同じこと。韓国での日本語学習熱は凄まじく、韓国内の日本語学習者数は約90万人、世界一と言われています。その結果、日本語が上手な韓国語ネイティブが多く存在し、「日本人の通訳者なんて活躍する場がないのでは?」という嘆きも聞こえてきそうなほどです。 また、最近、韓国内では、韓⇔日の通訳訓練を行う大学院が続々生まれています。中でも歴史と実績から有名なのが“韓国外国語大学” “李花女子大学”(こちらは、ベストセラー“「縮み」志向の日本人”の著者で、韓国初代文化相の李御寧さんが名誉教授、ということで有名ですね。)の通訳・翻訳大学院。この2校は、入学が非常に難しく、まさに語学のエキスパートの学校と言われています。以前、こちらの卒業生の通訳を聞く機会がありましたが、その日本語は完璧。「このレベルになるために一体どれだけの訓練をしてきたのか」と思うのと同時に、「ライバルはここにもいるんだ」と、日本人韓国語通訳者さんの別の苦労を感じました。関西で唯一の韓国語通訳コース コングレ・インスティテュート大阪校 そんなライバルたちに負けまいと、 “プロ韓国語通訳者”を目指して、奮闘しているのがコングレ・インスティテュート大阪校の韓国語通訳コースの受講生です。 “韓流”が始まるずっと前から韓国とつきあっている方、韓国から帰って来られたばかりの方などそのバックグラウンドはさまざまです。 皆さん、教室の外でも中でも常に韓国語、まさにコリアンワールド。アットホームな雰囲気の中、独自の勉強会などを行うなど、学習の厳しさも持ち合わせ、“韓国語のエキスパート”を目指し日々努力しています。 日本語ネイティブだからこそできる韓国語通訳を目指して・・・ “韓流”の影響だけではなく、韓国人旅行者や日本在住の韓国人が増え、韓国語通訳者の存在が、今後ますます重要になります。その期待に応えることを目標に、日々頑張る受講生、“韓流”芸能人の専属通訳として活躍する受講生をテレビで目にする日もそう遠くなさそうです!それでは、“함께 공부합시다!(ハンケ コンブ ハプシダ)”(一緒に勉強しましょう!) ※ブログ29号には、一部ハングル文字を使用しているため、パソコンの機種によっては、文字 がうまく表示されないことがあります。ご了承ください。
こんにちは、株式会社コングレ ブログ担当です。
春目前、新しいことにチャレンジする季節です。今回はちょっとPRも兼ねて、当社が運営する通訳者・翻訳者・語学スペシャリスト養成校「コングレ・インスティテュート」をご紹介します。「中国語コース」教務担当からのレポートです。 拡大する中国ビジネス!チャンスをつかむために・・・ 日本における中国への注目は特にビジネス・文化などの面で近年ますます大きくなっています。 ブログ第11号でPRさせていただいた、「日中経済討論会」も2001年から昨年まで、すでに5回のシリーズとなっていますが、そのテーマの変遷を見ると大変興味深く、2001年(第1回)「中国は脅威かチャンスか―21世紀の日中経済関係―」と手探りのテーマにはじまり、昨年は(第5回)「日中相互依存関係の展望―歴史的転換期における対話の深化とビジネスの取り組み」とより積極的なものになっています。 また、コングレが北京や上海に拠点を持っているということをお聞きになると、お客様からも「ぼくも先日中国に出張したんだよ。あのプロジェクトは大変だったなあ」と文化の違いや語学面でのいろいろな苦労話を伺うケースが増えてきました。 「食堂に入っても、『菜単!(サイタン--メニューのこと)(を持ってきてほしい)』ということを覚えればあとは漢字を見て材料とか類推して、何とか注文できるよね」と、サバイバル中国語で切り抜けておられる方も。 ところが、具体的なビジネスの会話やイベントの現場での指示となると、なかなか日本語の通じるスタッフや技術者がいないことが障害になっています。そこでプロの日中通訳者や「ビジネスの中国語」を使える社員やスタッフの出番!となるのです。 ![]() 中国でもニーズの高まる日中通訳者 -北京オリンピック・上海万博に向けて- 一方、中国での事情をご説明しますと、数年前までの中国には、日中の通訳者養成学校と言えるものはなく、通訳・翻訳の業界も整備されていませんでした。プロの通訳者は数少なく、大学の教授や政府機関で特別に通訳訓練を受けた一部の方だけが“通訳者”として活躍してきました。 ですから、トップクラスの通訳者に前もって通訳をお願いしていても政府の仕事が優先され、直前に「政府の仕事が急に入ったのでキャンセルさせてほしい」といわれることもしばしば。 事情をご存知ない日本のお客様からはこうした直前の通訳者の変更の可能性について、なかなかご理解いただけず、コーディネータが苦労することも多かったのです。 そんな中、中国の経済発展や北京オリンピック、上海万博の開催決定などと相まって、徐々に通訳や翻訳に対する意識が高まってきました。民間の日中通訳者養成校のほか、大学でも通訳コースを開講し、ひいては学位の取れる日中同時通訳修士課程までもがスタートしています。(かくいう私も、日中同時通訳修士課程の第一期生として、中国ではじめて本格的な同時通訳訓練を受けました。)コングレで中国語のスキルアップを、そして中国語をビジネスの武器として 語学を学ぶにはすぐに“留学”が近道かと思われがちですが、日本でも体系化されたカリキュラムによれば、効果的に語学を学ぶことができます。コングレ・インスティテュートのメリットは、カリキュラムの内容の充実だけではありません。国際会議の運営や通訳・翻訳業務などが本業である、株式会社コングレの運営校ならではの特典があり、コングレから紹介される通訳や翻訳、また国際会議や展示会の現場での語学スタッフなどのお仕事を経験でき、OJTを通じてのスキルアップも可能です。 ![]() 講師からの指導やクラスメートとの情報交換だけでなく、こうした仕事を通じての実体験、現場ならではの緊張感は本当に自分のものになった、と実感できますよ。 コングレ・インスティテュートでは2月下旬から「2006年春期コース」の無料体験講座および入学テストを各校で実施しています。みなさまのお越しをスタッフ一同お待ちしております! 資料のご請求はこちらまで→http://www.congre-institute.jp/
こんにちは。株式会社コングレ ブログ担当です。
1996年秋、「国際会議のコングレ」は通訳者・翻訳者・語学スペシャリスト養成校「コングレ・インスティテュート」を開校しました。コングレがプロデュースする様々な国際舞台で活躍できる、優秀な人材を育成しようというのが目的です。 今週はコングレ・インスティテュートの教務担当が、実際に国際舞台で活躍する受講生の姿をレポートします。 実践で学べるオンリーワンのプロ養成校、コングレ・インスティテュート ![]() コングレ・インスティテュートの特徴は「授業で学んだことを現場で実践」というOJT(On the Job Training)を大切にするスタイル。実際に現場で実践してこそ、教室で学んだことが身につくと考えています。コングレの通訳部・翻訳部・スタッフ部と連携し、できるだけ多くの仕事のチャンスを受講生に提供できるようにしています。 受講生に仕事を依頼するメリットは、日頃から教務担当者が直接受講生に接し、また、担当講師からもいろいろなコメントを聞いているため、受講生のレベルや個性がしっかりと把握できていること。人材サービスにおいて、重要なことはお客さまのニーズ、必要とされるレベルをいかに正しく把握し、それに対してマッチングするスタッフをご紹介できるか、なのです。気心の知れた身内だからこそ適材適所の判断ができ、安心して仕事がお願いできるのです。 先日あるビジネス商談会で、企業ブースつきの韓国語逐次通訳者が約20名必要になりました。「韓国語通訳コース」を開講している当校としては、「これこそ出番!」と、多くの受講生に通訳者として活躍していただきました。他の仕事やご家庭をお持ちの方でも有給休暇をとったり、お子様のお世話を頼んだりして仕事に臨む方もいて、仕事への“アツイ”思いを感じることができました。 シナリオなし! 通訳泣かせの商談会 商談会は決まったシナリオがあるものではなく、ブースを訪れる人が何に興味を持たれ、どんな目的で来られたのかによって、話の展開が決まります。どのような話になるか、蓋を開けてみないことにはまったく分からない未知の世界です。受講生に渡す事前準備資料は、各企業の簡単な紹介とHPのみ。日頃の授業から、“背景知識”の重要さを知っている受講生たちは、担当企業の扱う商品や技術はきっちりと頭に入れ、少しでも関係のありそうな専門用語はみっちりと予習し、単語帳も作成して、どんな話題が出てきても対応できるように準備して臨みます。 授業ではすばらしいパフォーマンスを見せる受講生のみなさんも、現場に臨んでは緊張状態。日頃教室で見せる姿とは全く別の表情にコーディネート役のこちらもドキドキしてしまいます。ところがいざ本番が始まってしまうと、不思議なぐらい様子がガラッと変わります。現役通訳者でもある講師から、通訳技術のことだけではなく、「不安な素振りは見せてはいけない」など、通訳者としての心得、度胸、通訳の間の取り方なども伝授されているおかげでしょうか。笑顔を見せるほどの余裕を示しながら、毅然とした態度で見事にやりとげてくれました。 実践の場は逃しても、無駄にしません。この得がたい経験 日本語学習者が多い韓国企業ならではとも言えますが、中にはブースを出している企業の方が、通訳が用意されることを知らず、日本語が堪能な社員を連れて来られたり、社長さん自ら日本語が話せたりというケースもあって、結果として、通訳者としての実力を発揮する場がなかった受講生も何人かいました。 また、商談会のはずが、結局は企業と企業の世間話で終わってしまい、作成した単語帳や事前に学んだ知識は意味をなさなかった・・・という方も。アサインをした教務担当としては、「せっかく準備に時間をかけてくれたのに・・・」という申し訳ない気持ちもありましたが、受講生からは、 「事前の勉強で身につけたことが非常にためになりました。」 「商談の中で繰り広げられる日本語を、自分の頭の中で訳してみるのも勉強になりました。」 「仕事してみて自分の足りない点がよく分かりました。」 などという感想。その前向きな態度に頭が下がりました。この経験は、決して無駄にはならず、必ず次のよいパフォーマンスにつながるはずです。 ![]() 受講生が真剣に授業に臨む姿を目にするのは非常に嬉しいものですが、仕事で堂々と実力を発揮するのを目の当たりにするのはさらに嬉しく、教務担当冥利に尽きます。今後も受講生の活躍の場を拡げられるよう努力し、また一方では受講生たちが、依頼主であるお客様に満足していただけるよい仕事ができるようなパイプ役でありたい、と思っています。 ・ポッドキャスト対応データは → ・音声データを直接聞くためには → こちら
こんにちは。株式会社コングレ ブログ担当です。
暑い夏のおわりとともに、万博もまもなく閉幕します。というわけで、ご好評いただいた「万博シリーズ」ブログも閉幕といたします。 芸術の秋、食欲の秋、会議の秋!?・・・というわけで、会議シーズンに突入しますので、その舞台裏などを紹介していきます。 今週は国際会議の影の立役者、「通訳者」にスポットをあてます! コングレの通訳コーディネーターがレポートします。 閣僚級会議のメインブースに入る通訳者ってどんな人? 今年1月「国連防災世界会議」が神戸で開催されました。世界168ヶ国・地域、4,000名余の参加者、そして天皇皇后両陛下や小泉首相をはじめとする、各国の閣僚など超VIPが出席される大型会議でした。そして稼働した通訳者は1日50人以上、のべ300人以上。この中の頂点とも言える、「政府間会合」の同時通訳を担当した通訳者とは、いったいどんな人たちなのでしょうか???閣僚級会議の同時通訳やVIP付きの通訳者として、華麗なキャリアをもつ彼ら。年齢は60歳代。彼らと接して感じたこと、それはベテランこそ仕事に対する姿勢が厳しく、基本に忠実、そして一所懸命!余裕があり、サービス精神があり、人としてもチャーミング。これぞ一流!なのです。 ブース内での連携プレー! 同時通訳にはものすごい集中力が必要です。集中力を持続できる時間は限られるため、通訳者は2人以上で組むのが普通です。1人10分~15分でパートナーと交替、また交替ということをくりかえしながら、狭い箱(通訳ブース)の中でパートナーと協力し合います。一人が通訳をしている間は、隣にいるパートナーがキーワードやききとりにくい数字などをメモで伝えてあげるのです。このチームワークが、より正確な訳を生みます。でもこれはパートナーとの呼吸があわなければ、うまくいきません。集中しているパフォーマンス中に下手にメモを出すと、かえって集中が途切れ、邪魔になってしまう可能性がありますので。今のように優秀な通訳者が多く存在しなかった時代に、いろんな仕事で協力し合ってきた彼らは、どんなときでもチームワーク抜群!自分の担当外の時間も、自分が担当しているのと同じ集中力で一所懸命メモをとり、パートナーを助けます。すばらしい連携! 体力・精神力もさすが! セッションの急な変更や増加は、大きな会議にはつきもの。「国連防災世界会議」も例外ではなく、会議直前、「スマトラ沖地震」が発生したため、「Tsunami(津波)」をテーマとするセッションが急に設定されたり、予定されていたスケジュールが変更になったりしました。また、局長クラスが出席される予定が大臣出席に変更、ということもありました。そのたび、私たちコーディネーターは、通訳者の手配やシフト調整に悪戦苦闘!この会議では皇室や閣僚が出席されたため、セキュリティが厳しく、新たな通訳者を手配すると、会場に入場するためのIDカード発行の手続きに時間をとられてしまいます。(話はそれますが、このようにセキュリティの厳しい会議、特に国連主催の会議はホスト国である日本側の思うようにはならず、運営側もいろいろ大変! そのエピソードはまたの機会に・・・) そこで、急な予定の変更に対応できる一番スムーズな方法は、その日、他のセッションの通訳を担当している人に、時間の延長等をお願いすること。事前に通訳者のスケジュールを調整し、無理のないようにシフトを組んでいるため、急なセッションが増えるということは、無理をお願いするということになります。そんなお願いに、「政府間会合」を担当する彼らは、いつも笑顔で「OK」の返事をくれました。たとえばある男性通訳者は、新たなセッションを1つお願いしたために、9:30~18:00まで休憩なし、昼食もブースの中で・・・というハードスケジュールになってしまいました。でもさすが!資料もなく、難易度・注目度の高い重要なセッションを、余裕でこなしてくれました。しかも最高のパフォーマンスで! 感動の通訳! 閉会式。東南アジアのある国の女性が災害による自国の苦しい状況を強く訴えました。そのスピーカーの気持ちがのりうつったような通訳者の声。「通訳者は黒子」と言われ、感情を込めすぎることを嫌うお客様もいます。しかしこのとき、まるでその外国人スピーカーが日本語を話しているような錯覚に陥ったのは私だけではないはず。訳の正確さと彼女の声色がそんな錯覚をおこしたのです。スピーカーの立場にたち、その人が言いたいことを正確に第三者に伝えること、その基本が感動の通訳を生んだのです!通訳コーディネーターとして、「よかった」と思う瞬間です。 コングレ・インスティテュートで育つ通訳者のみなさんも、彼らのように「一流」をめざしてほしいと、日々願う通訳コーディネーターなのでした。 コングレについて、もっとお知りになりたい方は以下のリンクまで http://www.congre.co.jp/ ・ポッドキャスト対応データは → ・音声データを直接聞くためには → こちら
こんにちは。株式会社コングレ ブログ担当です。
コングレブログもおかげさまで第5号となりました。 いよいよ8月。夏休みで「愛・地球博」の見学をお考えの方もおられるでしょう。 「万博特集」のスタートです。 長久手・瀬戸会場はまさにボーダレス! 120以上もの国と国際機関が参加・出展している愛知万博。 万博を訪れるお客さまにとっては、リニモで乗り合わせるパビリオンアテンダントや、伝統舞踊・音楽で楽しませてくれるパフォーマーなど、 外国人スタッフとのコミュニケーションも楽しみのひとつではないでしょうか?実際、万博会場内を歩いていると、そこで働く外国人スタッフの多さと飛び交う言語の多様性は、さながら国際都市(村?)の雰囲気。万博が日本のみならず、世界中から集まる関係者の手によって企画・運営されていることがよくわかります。 そして、この国境を超えたビッグプロジェクトのスムーズな運営・コミュニケーションを支えているのが「通訳」の存在です。 国際交流あるところに通訳あり 万博会場では、自国のナショナルデーにあわせて来訪される外国賓客の接遇をはじめ、VIPによる会場視察や、それに伴う迎賓館での昼食会・レセプションなど、"国際交流あるところに通訳あり" です。各外国館でもパビリオン内で企業やビジネスパーソンを対象にした投資セミナーが行われるなど、一般のお客様の目にふれないところでも、多くのイベントが繰り広げられています。コングレはこうしたイベントの通訳を連日担当していますが、あまりの通訳ニーズの多さに名古屋在住の通訳者だけではとても間に合わず、東京や大阪をはじめとして全国の通訳者にはるばる来ていただく毎日です。 通訳コーディネーターの苦労 —「万博シフト・万博タイム」 万博ならではの苦労もあります。 賓客のレベルが高いため本番直前までスケジュールが確定しない。国によってはのんびりとしたお国がらもあって、関連の資料がなかなか入手できない。資料は入手したけれど、肝心の発表者ご本人の来日が間に合わない。一般来場者のリニモ待ちラッシュアワーのピークにまきこまれずに、通訳者が無事に会場にたどりつくための対策は?などなど・・・。 愛知万博も閉幕まで残すところあと2ヶ月。感慨にふける間もなく、ナショナルデーやパビリオンでのセミナーが続きます。 明日もまた、「万博焼け」を気にしつつ、夏の会場内を歩き回るコーディネーターと通訳者が多数いることでしょう。楽しそうな家族連れの中をかきわけ、書類をいっぱいかかえて走っている人がいたら、それは私かも・・・ あっ!そろそろ明日の通訳資料を催促しなくては・・・。 コングレや通訳業務について、もっとお知りになりたい方は以下のリンクまで。 http://www.congre.co.jp/ ・ポッドキャスト対応データは → ・音声データを直接聞くためには → こちら < 前のページ次のページ >
|
| Copyright © 1990-2007 Congress Corporation. All Rights Reserved. |
| ブログご利用上の注意 | 個人情報の取り扱いについて | コングレ ホーム |